2005年度

8月の学校開放が行われました。

 去る8月5日(金)近隣にあるの山元小学校の皆さんをお迎えして「視覚障害者理解」をテーマに、点字体験、 アイマスク体験、サウンドテーブルテニスなど、さまざまな体験を行いました。
 暑い日でしたが来てくれた皆さんありがとうございました。

☆アイマスク体験☆

 アイマスクをして1円玉から100円玉までの違いを確かめたり、いくらあるかお金を数えたりしました。 子どもってとても感覚がいいんですよね。友だちと競いあっている子もいました。

アイマスク体験1 アイマスク体験2

 自分でコップにジュースを注いで、こぼさないように…。お菓子は何種類もあります。 「何を食べようか…。」「お煎餅はわかりやすいよ!」もっと食べたいというお友達もいましたよ。

アイマスク体験3

 学院の子どもたちが授業の中で取り組んでいるビーズアクセサリー作りにもチャレンジしました。 「小さなビーズの穴は…、あっ!落としちゃった」でも完成した時はとても嬉しそうでした。

☆点字体験☆

点字体験

 「“あいうえお”って6つの点からできているのか。」「この単語読めたよ。」 「え〜っ!書くときって読むときの逆になるの〜」と、新たな発見もあったようでした。 他にも、拡大読書器やルーペなど視覚障害者にとって便利なグッズに足を止めていました。

☆屋外の歩行体験(手引き)☆

 学院の職員と実際に学校の周りを1周しました。「はじめは怖かったけど、いつもと聞こえてくる音が違ったみたい」 お母さんからも「良い経験になりました」とのお言葉をいただきました。

歩行体験1 歩行体験2

☆サウンドテーブルテニス☆

サウンドテーブルテニス

 ルールや方法の説明を受けたら、本当の試合さながらで活気ムンムンでした。 でもちょっと難しいかったかな? 何度もチャレンジする子がいて大変盛り上がりました。

参加者の感想
  • 卓球が以外を難しくて、でも楽しかったです。目をつぶっていなくても難しいのに目が見えないともっと難しいと思いました。
  • 点字は初めてではないけれど、最初は良く分からなかった。けれど楽しかったです。
  • 目が見えない人は色々不便なこともあるけれど、頑張っているんだなと分かった。
  • なかなか出来ない体験でした。もっと多くの人に体験してもらえたら・・・・と思いました。ありがとうございます。
  • 息子と一緒に参加できたので家庭で色々と今回の事を話せるので良かったと思います。
  • アイマスクをつけて歩いたときに、階段にちゃんと「階段終わりですよ」という印がついていたから良く分かりました。他にも色々と目の見えない人のための工夫があってすごいなぁと思いました。

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